━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ まぐまぐID : 0000022784 ■■ 62歳パソコン教師の日記 NO.171 2000.06.18 ■■■ Home Page : http://plaza27.mbn.or.jp/~nishikubo/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 昨夜のNHKテレビで「尊厳死」に関する番組を見ました。 不治の病で余命僅かとなった人が、意識の確かな内に自分の意思で死を迎 える時を決めるのです。 アメリカのオレゴン州では世界で唯一、医師による安楽死を法律で認めら れているそうです。これは州法によるものですが、この州法成立の是非を問 う住民投票では、賛成51%、反対49%だったそうです。他の5州では反 対多数で成立しなかったそうです。これはそれほど難しい問題なのですね。 オランダの場合、法律では認められていませんが、安楽死のための薬を処 方する医師の行為を黙認しているそうです。 意識が朦朧となって不様な姿を晒し、人間としての尊厳を失ってまで生き 続けたくない、という気持ちは私も持っています。病気によっては耐えがた い痛みを伴い、呼吸困難になって何度も溺れる苦しみを味わうこともあるそ うです。死期が近づいた病人には、自分の力で自殺する体力もありません。 安楽死を認めないのは拷問と同じではないでしょうか。 州法で認められたオレゴン州でも、余命僅かで大きな苦痛を受けていると いう二人の医師の診断書が必要だそうです。それがはっきりと分かっていて も、診断書を書いてくれる医師は少ないそうです。医師の方にも、死を認め る診断書を書き、薬を処方して、死を幇助することには抵抗があるのでしょ う。 日本では過去に東海大学病院で安楽死を手伝った医師がいましたが、彼は 有罪となりました。現在でも日本では安楽死は望むべくもなく、延命治療を 拒否することだけが残された選択です。 数十年前、札幌医大病院では日本で初めての臓器移植が行われて大問題と なりました。神を冒涜する行為だということでした。それが、現在では世界 中で普通に行われています。人間の死は神の掌中にあるというのなら、何故、 日本では死刑が認められているのでしょうか。 家族にとっても、死を認め、延命治療を拒否することは辛いことでしょう が、勇気を持って本人の希望を叶えるべきだと思います。 昨夜のテレビで、医師が処方した筋肉弛緩剤を病人の大好きなプリンに混 ぜて、病に苦しみ安楽死を望む母親に、息子さんがスプーンで食べさせてあ げている勇気ある姿を見てとても感動しました。 数分後、母親は穏やかに息をひきとりました。 ※バックナンバー No.161 〜 No.170 をアップしましたのでご利用ください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ※【バックナンバー】は、下記のホームページの左側に [MAGMAG] のボタン がありますので、これをクリックして「まぐまぐ」のページへ行き、ダウ ンロードをしてご利用ください。 ※【掲示板】をご利用ください。このメールマガジンの読者の方が対象です。 パソコンに関する質問その他を書き込んでください。質問には読者の方々 の中でご存知の方がいらっしゃいましたら、回答を書き込んでください。 下記のホームページの左下に [BBS] のボタンがありますので、 これをク リックして「掲示板」のページへ入ります。掲示板は初めてという方も、 練習のつもりでお気軽に書き込んでください。 http://plaza27.mbn.or.jp/~nishikubo/ ※【ヘミングメイト】このマガジンの読者の方が参加できるメールサークル です。参加者数は270人を超えました。参加申込みは 1.お名前(ハン ドルでも結構です)2.メールアドレス 3.都道府県 4.自己紹介文 を書 いて、徳さんへ送信してください。 fukuichi@po1.dti2.ne.jp ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ まぐまぐID : 0000022784 発行責任者 : 西久保 希光 ■■ 62歳パソコン教師の日記 NO.171 2000.06.18 ■■■ Home Page : http://plaza27.mbn.or.jp/~nishikubo/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ※ このメールマガジンの読者登録解除は下記のホームページで出来ます。 http://plaza27.mbn.or.jp/~nishikubo/mag.html ※ ご意見・ご感想・ご質問は bzq12755@bd.mbn.or.jpまでお寄せください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して 発行しています。( http://www.mag2.com/ ) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━