━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ まぐまぐID : 0000022784 ■■ 62歳パソコン教師の日記 NO.240 2000.09.01 ■■■ Home Page : http://plaza27.mbn.or.jp/~nishikubo/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 昨日のプロバイダに関するアンケートのお願いに対し、沢山のメールをお 寄せ頂き、感激しています。数日後のマガジンに [プロバイダ特集] として 掲載しようと考えています。当初はお寄せ頂いたメールを基に編集をして載 せようと考えていたのですが、皆さんからの回答をそのまま載せた方が解り 易い思っています。回答下さった方の中で、それは困るという人はご連絡く ださい。 プロバイダのアンケートは沢山お寄せ頂いたのですが、「イントロクイズ」 のお手伝いのお申し出の方はさっぱりです。ご協力頂けない場合は残念です が終了させて頂くことになります。どなたか「俺が、私が引き受ける」と言 ってください。「イントロクイズ」は結構人気があるのですよ。 忙しさに紛れホームページの更新も儘ならない状態が続いていました。今 日は久しぶりに新しいページを「58歳から始めたパソコン」という題でア ップしようと原稿を書いていました。これは以前から書きたかったことです。 ところが書き始めたらだらだらと続き、容易に終わりそうもありません。今 日のマガジンも未だに何も書いていません。 そこで思いついたのは、年の功というか、悪賢いというか、ずるいという か、一挙両得を考えて書き終わった分だけをマガジンで配信しようというこ とです。手抜きと言われても仕方ありません。セコイ!とお感じの方、平に ご容赦願います。このマガジンに掲載した後は、修正を加えてホームページ に掲載します。 【58歳で始めたパソコン その1】 私の同年輩、いえ、私よりもずっと若い人からも、「この歳になってパソ コンなんて無理ですよ」という言葉をよく聞きますが、パソコンに年齢は関 係ありませんよね。現在のパソコンは決して難しいものではありません。 確かに、[Windows] が登場する前は難しかったのです。黒い画面でキーボ ードからコマンドを入力しなければなりませんから、このコマンドを覚える だけでも一苦労だったのです。黒い画面は魅力ありませんね。やはりフルカ ラーのマリリン・モンローが現れた方が楽しいですね。おや、誰ですか? マリリン・モンローなんて古いと言っているのは・・・ 私が思い出せるのはソフィア・ローレン、グレース・ケリー、キム・ノヴ ァック、スーザン・ヘイワード、ジーン・シモンズ、エリザベス・テーラー、 アン・ノヴァック、オードリー・ヘップバーン、ジェーン・ラッセル、ヴィ ヴィアン・リーくらいのものです。思い出してみたところで皆古いですね。 当時のパソコンは、分厚い説明書が10冊ほども付いていました。その内 容はまことに難しく不親切なもで、私には、わざと難しく書いているように 思われました。悪意があってそのような説明書を書いたのではないでしょう が、彼らはコンピュータのプロではあっても、教えるプロではなかったから なのでしょう。 そのようなことで、パソコンを買っても使いこなすことができず、数ヶ月 後には部屋の隅で埃を被って邪魔者になってしまうパソコンも結構あったよ うです。私も挫折したひとりでした。でも、高いお金を払って買ったもので すから何とか利用しようと考え、麻雀ゲームのソフトを買って毎日遊んでい ました。私にとってのパソコンはゲーム機にすぎませんでした。 1995年11月23日に [Windows 95] が日本で発売され、パソコンブームがス タートしました。私も翌年の春に [Windows 95] がインストールされたパソ コンを買いました。1996年ですから、私が58歳の時です。私がパソコンを 始めたのはこの時と言って良いでしょう。 わくわくしながらパソコンショップへ行き、お目当てのIBM Aptiva を 買いました。パソコン雑誌やカタログを見て、数日前からこれに決めていた のです。車に積んで持ち帰り説明書を読みながら早速セットアップに取り掛 りました。初めてウインドウズのロゴがカラーで表示された時は感激したも のです。いよいよ私にもウインドウズパソコンがある暮らしが始まるのです。 しかし、私の周りにはパソコンをやっている人は皆無ですし、パソコンに 付属していた説明書は相変わらず難解なものでした。ウインドウズ入門書を 数冊買って日夜勉強を始めました。丁度その頃は私の持病の湿疹が悪化して、 特別な用事がない限り外出することも儘ならない状態でしたから時間は充分 にありました。パソコンの面白さにのめり込み、毎日10時間以上はパソコ ンに向かっていましたから、普通の人の数倍はやっていたことになるでしょ うね。 パソコンを買って1週間後にはニフティに入会してパソコン通信も始めま した。ニフティには色々なフォーラムがあり、そこにあるライブラリをダウ ンロードしたり、電子会議室の発言を読んだりして勉強をすることもできま した。丁度その頃始まった「熟年100人会」というサークルにも参加しま した。若い人たちのサークルは沢山ありますが、入会資格が35歳以上とい うところに魅力を感じたのです。この会の創設者であるシステムエンジニア 林睦雄氏が私に「ヘミングウェイ」というハンドルを付けてくれました。何 時の間にか縮まって現在の「ヘミング」になったのです。 暫く経つと、毎日使っているパソコンはどのような構成になっているのか 気になってきました。幾つになっても好奇心は旺盛です。ミニタワーのケー スを開き、説明書と見比べながら中を覗いてみましたが、意外にシンプルな 構成です。これなら自分でも組立てることができるだろうと思いました。 (自信過剰) パソコンの組立てをやる前に、色々な増設をやって慣れておこうと思い、 最初はメモリの増設をやってみました。メモリを差し込むだけで、設定も不 要ですから最も簡単な作業です。次はスキャナの増設です。買ってきたスキ ャナのインターフェイスは双方向パラレルです。PCI拡張スロットにパラ レルボードを装着します。その前にジャンパーピンで [I/Oポートアドレス] の設定をしておきます。これも説明書の通りに進めたところ問題はありませ んでした。 段々と自信がついてきた私は、数日後にハードディスクの増設をしました。 これはジャンパピンをスレーブに設定をした後、ハードディスクをベイに装 着、フラットケーブルと電源ケーブルを接続します。ここまではハードディ スクに付属していた説明書を見ながらスムースに終了しました。 次は [FDISK] でハードディスクの領域の作成、続いてフォーマットです。 [MS DOS]の黒い画面は苦手なのですが、これも参考書を見ながらすんなり終 わりました。再起動して、マイコンピュータを開くとDドライブのアイコン がありました。 こうしてやってみて、説明書を良く読んで落ち着いて作業を進めれば大丈 夫だという自信がつきました。いよいよパソコンの組立てに取り掛ることに しました。 Aptiva を買って3ヶ月後です。丁度、知人がパソコンを始める というので、既製品を買うよりもオーダーメイドが良いと説得し(騙したの か?)、私に組立てをやらせて貰うことにしました。部品の選択は相性の問 題もあるので、パソコンショップにお任せしました。 パーツを持ち帰り、即座に組立てに取り掛りました。それまでに3冊のパ ソコンの自作に関する本を読んでいましたから作業は順調に進みました。組 立てが終り、次はハードディスクの基本 MS-DOS 領域の作成、続いてフォー マットです。ここまでは順調に進みました。5時間が経過していました。い よいよ [Windows 95] のインストールです。 ところが、インストールの途中で止まってしまいました。参考書を読み返 してみても作業に間違いがありません。同じことを繰り返したのですが又も やストップ。次第に焦ってきました。機械がやることには間違いがないのだ から私が間違っていると思いました。焦りは禁物と自分に言い聞かせ、再度 参考書をじっくりと読みました。でも、私がやっていることには間違いはな いようです。 5回目のインストールに挑戦した頃には窓の外は薄明るくなっていました。 同じことをやったのですが、今度は途中で止まることもなくインストールが 進みました。最後までいってくれという私の願いが通じたのか、5回目にし て見事に成功しました。やれやれ、良かった〜。 朝になり、私は組立てたパソコンを車に積んで依頼者の家に行きました。 彼はパソコンの到着を待ちかねていました。「それなら昨夜の内に持ってく れば良かったね」私は徹夜をして仕上げたばかりだということはおくびにも 出さずに言いました。それから10台ほど組立てましたが、最近のように安 いパソコンが出回っていると、自作は高くつくので依頼はほとんどありませ ん。しかし、パソコンの組立てはパソコンの根本を知るためには非常に良い 方法だと思っています。 パソコンの知識が増すにつれ、解らないことに出会うことが多くなってき ました。生来の負けず嫌いの性格のため、解決するまではパソコンから離れ ることができません。数日間徹夜をしたことも度々ありました。苦労すれば するほど解決をした時の喜びは大きなものになります。家族が寝静まってい る深夜、「やったー!」と歓声を上げたことも度々でした。女房が寝ぼけ眼 で起きて来て「何時だと思っているの〜」と嫌味を言っても気になりません。 最初はニフティで教わっていた私ですが、数ヶ月後には「教えてください」 というコーナーのパソコンに関する質問に回答することを日課として始めま した。これは自分の勉強のためでもあったのです。私に解らない質問がある と参考書を取り出して勉強をします。実際に試してから回答を書き込みます。 これを1年ほど続けました。振り返って考えると、これが私の勉強に大変役 立ったのだと思います。 半年を過ぎ「熟年100人会」では唯一の役職「広報部長」として会長林 氏の補佐を務めるようになっていました。その頃にはニフティからインター ネットに接続ができるようになりました。最初の内はあちこちのホームペー ジを見て廻っていましたが、素晴らしいデザインや表示方法を見るにつれ、 自分もホームページを作ってみたいと思うようになりました。 当時はいくつかのホームページ作成ソフトが販売されていました。どのソ フトが良いだろうかと検討している時、ソフトを使わなくてもメモ帳にタグ というものを入力すれば作ることができることを知りました。しかも、それ が本格的な作成方法なのだそうです。即座にこの方法で作るのだと決めまし た。 それから数日間はホームページ講座のホームページの歴訪を続け、ページ を印刷したものを読みながらタグの入力を勉強しました。「HTML タグ辞典」 という本も買って読みました。その頃の3ヶ月ほどは、ほとんどタグの勉強 に費やしていました。本当に面白いのです。たった1字の入力ミスでも結果 はゼロです。正直に画面に反映されるところが気に入りました。 タグの基本が解ってくると、実際にホームページを作ってアップしてみた くなります。ところが、これといった趣味や特技がない私には、ホームペー ジのテーマにするものがありません。そこで、他人のホームページを作るこ とにしました。ニフティで「無料でホームページを作ります」と呼び掛け、 いくつか作成しました。 その内に口コミ(メール込み?)で広まり、有料でも良いから作って欲し いという依頼が入るようになりました。どうせ作るのなら無料よりも有料が 良いに決まっています。半年余りも本業の不動産の仕事をほっぽってパソコ ンにのめりこんでいたものですから、女房の風当たりも強くなっていたので す。私にとっては渡りに船です。有料でホームページの作成を始めました。 お金を頂くからには生半可なものではいけません。[Java script]、[Java applet]、[Style sheet]、[Dynamic HTML] などの勉強を夢中でやりました。 気が付くと、この関係の参考書が数十冊も溜まっていました。それだけ私に は楽しい勉強だったのです。 その内に、パソコンで生計が立てられるかもしれないという希望が湧いて きました。当時のホームページの制作料収入は僅かなものでしたが、パソコ ン指導もやれば何とかなるのではと思いました。永年やってきた本業の不動 産は不景気です。元々話し下手な私には営業は向いていません。お客様の家 に行ってもお世辞のひとつも言えないのです。いえ、言えないのではなく、 見え透いたお世辞は言いたくないのです。 お世辞を言うよりも、お客様のためになるアドバイスをしてあげようと思 うのです。時にはお客様を怒らせてしまうこともありました。でも、最後に は私の善意を理解して頂けます。でも、所詮私には営業は向いていないので しょう。パソコンに向かっていると気持ちが安らいできます。 そんな私ですから、不動産の仕事をせずにパソコンで暮らしていけたらと いう思いは募るばかりです。パソコンのプリンタでチラシを作り、毎日郵便 受けに投げ込みをして歩きました。半月ほどかけて5万枚ほど配りました。 反響は見事なゼロ、数万円をかけたチラシの効果はまったくありませんでし た。 ここまでは、私がパソコンを始めた1年間のことです。よくもパソコンを 始めて1年も経たない初心者が図々しく「パソコン教えます」などと言った ものだと、今考えると冷や汗が出ます。 58歳でパソコンを買って1年が経過しました。何も解らないから怖いも の知らずでやってきました。次は2年目に入ります。 今回のマガジンは時間がないため書き下ろしで、誤字・脱字などの修正も していません。ホームページにアップする前にきちんと行いますのでご勘弁 願います。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ※【バックナンバー】は、下記のホームページの左側に [MAGMAG] または、 [HEMINGMATE] のボタンがありますので、これをクリックしてダウンロー ドをしてご利用ください。 ※【掲示板】をご利用ください。このメールマガジンの読者の方が対象です。 パソコンに関する質問その他、ご自由に書き込んでください。質問には読 者の方々の中でご存知の方がいらっしゃいましたら、回答を書き込んでく ださい。[掲示板] に入るには下記のホームページ左下の [BBS] ボタンを クリックしてください。 http://plaza27.mbn.or.jp/~nishikubo/ ※【ヘミングメイト】このマガジンの読者の方が参加できるメールサークル です。参加者数は300人を超えました。参加申込みは @お名前(ハン ドルでも結構です)Aメールアドレス B都道府県 C自己紹介文 を書 いて、世話役の徳さんへ送信してください。 fukuichi@po1.dti2.ne.jp ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ まぐまぐID : 0000022784 発行責任者 : 西久保 希光 ■■ 62歳パソコン教師の日記 NO.240 2000.09.01 ■■■ Home Page : http://plaza27.mbn.or.jp/~nishikubo/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ※ このメールマガジンの読者登録解除は下記のホームページで出来ます。 http://plaza27.mbn.or.jp/~nishikubo/mag.html ※ ご意見・ご感想・ご質問は heming@dream.com までお寄せください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して 発行しています。( http://www.mag2.com/ ) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━