65歳パソコン教師の日記 NO.1192 (2003.08.15)

B's Recorder によるリカバリーCD/DVDの作成

 既製品のパソコンには「リカバリーCD−ROM」が付属しているのが普通です。パソコンの調子が悪くなったり、起動しなくなった場合は、この「リカバリーCD−ROM」で工場出荷時状態に復元することが出来ます。

 パソコンを買ってから、色々なソフトのインストール、周辺機器のドライバのインストール、インターネットやメールなどの設定、Windows Update、ウィルスソフトのアップデートなど、いろいろな作業をしているわけですが、パソコンに付属の「リカバリーCD−ROM」を実行すると、これらがすべて消えてしまいます。

 そこでお勧めするのは、上記の作業が終わった時点で「リカバリーCD」または「リカバリーDVD」を作成することです。普通なら1時間以内で作成出来ます。パソコンの調子が悪くなったり、起動しなくなった場合は、これを使って復元すると、作成した時点のCドライブに戻ります。これなら、インストールしたソフト、各種設定もそのままです。

 ここで注意しなければならないのは、Cドライブのすべてが「リカバリーCD(DVD)」を作成した時点の状態に戻ることです。ですから、CドライブにはOSとアプリケーションソフトのインストールだけに使い、データなどは他のドライブに保存しておかなければいけません。メールデータの保存場所も他のドライブに変更します。

 ハードディスクがパーティションに分割されていない場合は、2個以上のパーティションに分割します。パーティションについては、これまでも度々マガジンに書いていますので参考にしてください。CドライブはOSとアプリケーションソフトだけですから、10GB〜15GBもあれば充分です。

 パーティションに分割する場合は、データのバックアップをしてから行ってください。分割が出来たら、Cドライブにパソコンに付属の「リカバリーCD−ROM」を実行します。Windows のシステムCD−ROMがあれば、それをクリーンインストールするのがベターです。ソフト、周辺機器ドライバのインストール、各種設定が完了したら、下記の手順で「リカバリーCD(DVD)」を作成します。

 その後、ソフトのインストールなどをした都度「リカバリーCD(DVD)」を作成し直します。「CD−R(DVD±R)」よりも書き換えが可能な「CD−RW(DVD±RW)」を使うのが経済的でしょう。下記の例では、CD−RWなら9枚、DVD±RWなら2枚のメディアが必要です。
  1. 「B's Recorder」を起動します。

  2. ブランクフロッピーディスクをセットします。

  3. 「ファイル」→「環境設定」とクリックします。



  4. 「環境設定」タブの「起動ディスク作成」ボタンをクリックします。



  5. 起動ディスクの作成が行われます。



  6. 「OK」ボタンをクリックします。



  7. 「ツール」→「HDD のバックアップ」とクリックします。



  8. Cドライブを選択、→「パーティション」にチェックを付け、→「次へ」ボタンをクリックします。
    ハードディスクをパーティションに分割していない場合は「ドライブ」にチェックを付けます。



  9. 「未使用クラスタの検出」にチェックを付け、→「次へ」ボタンをクリックします。
    圧縮する場合は「圧縮有」にもチェックを付け、圧縮率をしていします。ただし、書き込みに要する時間が長くなります。



  10. 「書き込み速度」欄は表示されたままでOK、→「ブータブル設定」欄のドロップダウンリストから「起動ディスクから作成」を選択、→「次へ」ボタンをクリックします。
    リカバリー時のパスワードを設定することが出来ます。2回入力します。



  11. これまでの設定を確認、→「完了」ボタンをクリックします。



  12. 起動ディスクの情報がハードディスクに読み込まれます。



  13. 「OK」ボタンをクリックします。



  14. 1枚目のブランクCD−RW(DVD±RW)をセット、→「OK」ボタンをクリックします。



  15. メディアへの書き込みが行われます。



  16. 2枚目のブランクCDまたはDVDをセットします。



  17. メディアへの書き込みが行われます。



  18. 書き込みが完了したら「OK」ボタンをクリックします。



  19. フロッピーディスクとCD−RW(DVD±RW)を取り出し、→「B's Recorder」を終了します。


リカバリーCD/DVDによる復元
  1. バイオスでファーストブートを「CD-ROM」に設定します。

  2. コンピュータの電源を入れ、→直ぐに作成したリカバリーCD−RW(DVD±RW)をセットします。

  3. 復元をするドライブの選択画面が表示されたら、→半角で「1」を入力、→「Enter」キーを押します。

  4. 2枚目のメディアをセットするように表示されたら、→2枚目のリカバリーCD−RW(DVD±RW)をセットします。

  5. 画面の表示に従って作業を進めます。