64歳パソコン教師の日記 NO.754 (2002.3.18)
数日前から作成していた確定申告書が出来上がったので、朝から税務署へ提出に行ってきました。そこから足を延ばして湘南に住んでいる兄を訪ねま した。1昨年の1月16日にビザの関係で一時帰国した際に会ってから2年2ヶ月ぶりの再会です。
兄は、昨年7月に6年間の航海を断念して帰国したのですが、これまで一度も会いに行っていませんでした。車で2時間足らずの距離なのですが、い つでも会えるし、特に用事はないのだからということで、今日になってしまいました。男兄弟、しかもこの年齢になると、こんなものなのでしょうか。
兄は肺気腫の検査を受けるために出掛けるところでした。兄は、病院へ電話を掛けて予約を取り直すからと言いましたが、私はいつでも来られるのだ からと30分ほどで帰ってきました。帰途、私のこころは軽くなったようです。やはり、帰国した兄に会いに行かない後ろめたさがあったのでしょう。
【デフラグ】
兄のパソコンの動きが遅いということなので、いつ「デフラグ」を実行したのか聞きましたが、「デフラグ」という言葉さえ知りませんでした。パソ コンを買ってから一度も「デフラグ」を実行していない人が結構いるようですね。
「デフラグ」は「defragmentation」の略で、断片化されたものを元に戻す」という意味です。日本語では「ディスクの最適化」です。
ハードディスクに保存される最小単位は「クラスター」です。どんなに小さなファイルでも1クラスターを使います。 「FAT32」でパーティションサ イズが「8GB 未満」の場合のクラスターサイズは「4KB」ですが、「8GB 超」は2倍の「8KB」、「32GB 超」は「32KB」にもなるのです。
「1KB」のファイルでも「4KB」の領域を使います。空いているところに他のファイルを保存することはできません。この無駄になる領域を「クラスタ ーギャップ」といいます。
ファイルのサイズが「40KB」とすると、10個のクラスターを使いますね。このクラスターが隣り合っていれば良いのですが、ファイルをディスクに書 き込む場合、空いているクラスターに順次書き込まれますから、最初から断片化されていることもあります。さらに、書き込み・修正・削除を繰り返し ている内に断片化が進み、ハードディスクのあちこちに断片化されていきます。
このような状態のファイルを開こうとしても、断片化したクラスターをあちこちから探し出し寄せ集めて表示するわけですから、動きが悪くなるのは 当然ですね。断片化したクラスターをファイル毎に寄せ集め配置し直すのが「デフラグ」です。少なくとも月に1度位は「デフラグ」を実行するように しましょう。
「詳細の表示」ボタンをクリックすると、断片化されたクラスターの状態、→最適化される様子が表示されます。
- 「スタート」→「アクセサリ」→「システムツール」→「デフラグ」とクリックします。
- 「デフラグ」を実行するドライブを選択、→「OK」ボタンをクリックします。→「デフラグ」が実行されます。
「デフラグ」は「スキャンディスク」と違い、非常に時間がかかります。マシンの性能によって違いますが、容量が数十GBもあるハードディスクを パーティションを切らずに使用していると数時間は要します。パーティションを「8GB 未満」に切っておくと、必要なパーティションだけを実行できま すし、クラスターギャップの点でも有利ですよ。