64歳パソコン教師の日記 NO.949(2002.10.20)


【スキャンディスクとデフラグ】

 先のNo.712で「ディスククリーンアップ」→「スキャンディスク」→「デ フラグ」の順番で実行すると書いたので、スキャンディスクでエラーをチェ ック、→デフラグで修復すると勘違いされた人はいませんか。

■スキャンディスク

  1. ハードディスクに破損クラスターがないか調べ、破損個所を使用不可にし ます。

  2. 誤って使用不可になっているクラスターや、複数のファイルに重複して割 り当てられているクラスターを調べ修正します。

  3. 無効なファイル名、日付、重複するファイル名などを調査します。

■デフラグ

 ファイルをハードディスクに書き込む場合、空いているクラスターを順番 に使って書き込んでいきます。

 クラスターはファイルをハードディスクに書き込む領域の最小単位で、フ ァイルシステムが FAT32 で 8GB 未満の場合は 4KB です。

 ファイルのサイズが 4KB 以下でも1クラスターを使い、 4KB 以上の場合 は複数のクラスターに跨って書き込まれます。

 一旦保存したファイルを、書き込みや修正をして上書き保存を繰り返して いると、1個のファイルが飛び離れたクラスターに分散して保存されます。 ファイルを削除した場合は、空きクラスターが虫食い状態に点在してしまい ます。

 このような状態を「ディスクの断片化(フラグメンテーション)」といい ます。こうなると、ファイルを読み書きするのに、あちこちに分散したクラ スターから読み出したり、書き込んだりしなければなりませんから余計な時 間がかかってしまいます。

 このように分散したクラスターを連続したクラスターに再配置するのがデ フラグです。しかも、利用頻度の高い順に並べ替えてくれます。これを「デ ィスクの最適化」といいます。

 「デフラグ」→「スキャンディスク」の順に実行すると、最適化されたば かりのハードディスクが虫食い状態になってしまいますから、先にスキャン ディスクを行うのです。

 「スキャンディスク」と「デフラグ」は、月に1〜2回は行うようにした いものです。

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